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茨城県(納豆県)の県名とその他の地名の由来

茨城県

茨城という県名は野バラのトゲを使って盗賊を討った話から由来したと言われています
「茨城」は、この地一面に古くから茂っていた「茨棘(うばら)」に由来しています。茨棘とは低いトゲのある木のことで、野バラのようなものです。和銅6年(713年)に書かれた『常陸国風土記』という書物によると、黒坂命が盗賊を討つために茨を使って城を築いたという話や、茨で退治したという話が載っています。

 

「茨城」という現在の漢字での表記は、もともとは「茨木」と書かれていたものが転じたとする説もあります。
かすみがうら市
かすみがうら市という地名の由来は霞ヶ浦にちなむもので、ひらがなは旧千代田町に配慮していると言われています。
茨城県南部にある「かすみがうら市」は、2005年に新治郡の霞ヶ浦町と千代田町の合併によって誕生しました。この市はあまり知られていませんが、実は日本で2番目に大きい市で、全国的に知名度の高い湖である霞ヶ浦に面した市です。

 

霞ヶ浦の名前を残しつつもひらがな表記になったのは、漢字にない「やわらかい印象」を求めてのことのようですが、新市名に反映されなかった千代田町への配慮でもあります。

 

ちなみに、霞ヶ浦町は長く「出島村」と呼ばれ、町制施行によって1997年に町に格上げされました。しかし、合併によって霞ヶ浦町の名はわずか8年で消えることになってしましました。

 

つくばみらい市

つくばみらい市という地名の由来はつくば市のイメージを借りつついいとこ取りで決定した地名です。

 

「つくばみらい市」にはつくばという言葉があるため、つくば市と周辺地域のどこかが合併したかのように思われがちですが、実際のところは全く関係はありません。谷和原村と伊奈町が合併してできた名前ですが、つくば市と隣接しているので県外の人からすると少しややこしい感じがあります。

 

谷和原と伊奈なのに「みらい」がつくのは何故なのでしょうか。実は、この地を通るつくばエクスプレスの「みらい平」駅にちなんでいるのです。「みらい」は直前に合併から離脱した水海道と2町村の名前から1字ずつ採用されました。隣接のつくば市は近代的なイメージがありますが、まさにいいとこ取りで決定した地名なのです。

 

日立

日立という地名は日立製作所があるから日立?と思われますが実はそうではありません。

 

茨城県の日立市には、大企業中の大企業「日立製作所」があるため、企業由来の地名だと思われがちですが、実際は違います。日立という地名が登場したのは、1889年に宮田村と滑川村が合併してからです。日立製作所が創業したのは1911年なのです。

 

では「日立」という言葉がどこで誕生したかというと、なんと水戸黄門がここに関係してくるのです。黄門様こと徳川光圀が、この地で朝日が昇ってくるのを眺めたとき、その光景を褒め称えたと言われ、それが基になり、後の合併時にその故事から日立という名前が生まれたと言われています。

 

富士山

昔、筑波山付近の住人は重度の富士山マニアでした。

 

日本全国に霊峰・富士山にあやかった「ご当地富士」が多く存在していますが、中でも茨城県は筑波山の近くは、それぞれすぐ近くにそのまま「富士山」という山が三つあるという奇妙な地域なのです。

 

これは、江戸時代に流行した富士山信仰によるものと言われています。この信仰では、塚を富士山に見立てた「富士塚」を祈る対象にする風習があります。

 

この辺りでは富士山信仰が特に厚かったようで、身近にあった山を富士山に見立てて巨大な「富士塚」としていたからではないかと推察されています。